車の中ではずっとCDをかけているのですが、ここのところは持っているクラシックのCDをずっと聴き返しています。
今聴いているのは、リヒテル演奏のバッハ作曲「平均律クラヴィーア曲集」。
このCDを通しできちんと聴くのは、なんと高校生ぶり。
あまりにもすごくて、すごいすごいという感想しか出てきません。
一応大人なので持てる語彙を総動員すると、
同じピアノで、2本の手のみで弾いているのに、3声、4声がそれぞれ全く違う音色で聴こえてくる。
無限大に響く音色の数。鮮やかな色のついた音の大洪水。
それなのにシンプルっていう、神がかったバランスの上で音が作られている。
本当にすごすぎて、笑ってしまいます。
振り返って思うのは、同じ演奏を聴いても高校生のときはこんなに感動しなかったなと。
一音一音が、目が覚めるかのようにくっきりと心に沁み渡っていく感覚は、今が初めてです。
私は、子供のときの方が感性が柔軟、という言説はあまり信じていません。
大人になればなるほど減っていく何かはあるかもしれない。
でも、きっと増えていく何かもある。
そんなことをつらつら考えながら、バッハを聴いています。
♪♪♪
お問い合わせ、体験レッスン等が続いています。
今回の募集は、空き時間の様子を見ながら若干名とさせていただこうと思っています。
まだまだ引き続き新入会の生徒さんを募集しておりますので、各種お問い合わせはいつでもお気軽にどうぞ!
お問い合わせはこちらから
↓ ↓ ↓