ピアノを弾く上で大切なものの一つが、手から手首の使い方。
小さい頃にピアノを習っていて、「手を猫のように」とか「卵を持つみたいに」とか言われたことがある方も多いのではないでしょうか。
ピアノを弾くのに良いとされる形
この手の形、良い音を出すために必要な形なんですね。
ピアノは鍵盤を押すことで音が出ます。
「猫がピアノを上を歩いても音が鳴るのだから、誰が弾いても一緒」というような話を聞くことがありますが、とんでもありません。
ピアノは、弾くときの指の角度、重さ、速さで、繊細に様々な音色を出してくれます。
鍵盤を押すときの体から手指にかけての細やかなコントロールが必要となります。
良いとされている手の形は、そのコントロールをしやすい形なんですね。
小さいお子様ですと、まだ指の筋肉が発達していないので、指の形が潰れてしまったり、手首が下がってしまったりしやすいです。
指先が平べったくなってしまったり
手首が鍵盤より下がってしまったり
レッスンや練習で手指の形を意識し工夫することで、指も鍛えられますし、綺麗な音を出せるようになりますよ。
また、指だけで弾くと思われがちなピアノですが、実は、手首から体全体にかけての使い方もとても大切です。
バランスの良い脱力の仕方と、柔らかな手首の使い方。足元の体重の支え方。
その組み合わせ次第で、ピアノから出てくる音は変わります。
ピアノは指だけではなく、全身の作用で演奏するもの。
レッスンでは、これらのことを丁寧に一つずつお伝えしていきます。
随時体験レッスンを行なっています。
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