poco a poco

新潟市西区にある坂場ピアノ教室のブログです。poco a poco(ポコ ア ポコ 少しずつ)自分のペースで音楽を楽しむ毎日を。

余白を持つこと

お盆が過ぎて涼しくなったと思っていたら一転、今週は暑くなりそうですね。

着るものに悩む毎日を送りながら、少しずつ秋になっていくのでしょう。

気温の変化の激しい折、皆様どうぞお体ご自愛ください。

 

さて、学校が始まり、大人も子供も忙しい毎日が戻ってきました。

息つく暇もなく、気がついたら季節が過ぎていた、という方も多いかもしれません。

でも、忙しいということは充実していることの裏返しでもありますので、悪いことではないんですよね。

それでも、日々の中に小さくても「余白」を作れたらいいなと私は思っています。

 

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「余白」には、勉強や仕事・家事など、必要なこと生産性のあることは入りません。

ただ何もしない時間。ぼんやりとする時間。ごろんとする時間。

無駄とも思えるその時間に、実はとても大切なものが詰まっているような気がするのです。

日々忙しなく動いている体と心に、すっと隙間が入ってくる。少し立ち止まってみる。

そうすると、何かが整ったり、普段は思い浮かばないようなことが浮かんできたり、自分の感じていることがよく見えてくるんですね。

でも、そんなふうに何かが浮かんでこなくても別に構わないのです。

無駄な時間があることで、心が一息つけるからです。

 

ピアノを教えるようになって、なおのこと「余白」は大事だと思えるようになりました。

生徒さんたちが何かに挑戦した後、その努力の成果が表に現れるのには実はかなりのタイムラグがあります。

取り組んだことが生徒さんの中に定着するまでに、整理し、熟成させる期間が必要なんですね。

そのために必要なのが「余白」です。

練習やレッスンなどの生産性のある時間とともに、余白が、生徒さんの心と生徒さんが頑張って取り組んだ物事を育ててくれるのです。

 

ただインプットし続けることが、伸びる近道ではありません。

心に「余白」を持つこと。

無駄を持つゆとり。

そういうものを大切にしていけたらと思っています。

 

 

 

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坂場ピアノ教室は、新潟市西区の山田小学校近くにあるピアノ教室です。

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コンクールに出ることも、のんびりペースでやることも

今週から学校が始まりますね。

夏休み中、保護者の皆様方、本当にお疲れ様でした。

虫が鳴いたりトンボが飛んでいるのを見て、秋の気配を感じています。

色彩鮮やかな秋がやって来るのを心待ちにしたいと思います。

 

ブログやInstagramでは時折コンクールに出場される生徒さんのことを投稿していますが、

坂場ピアノ教室では、コンクール等には出ず普段のレッスンで音楽を楽しんでいる生徒さんもたくさんいらっしゃいます。

 

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コンクールに出る、ということはたくさんの練習量が必要ですし、大きな舞台に立ちます。

それに向かって果敢に挑戦していくことは素晴らしいです。

そして、そういった舞台には立たずとも、自分のペースでのんびり音楽を楽しむというのも素晴らしいこと。

どちらが偉いと比べられるものではありません。

 

一番大切なのは、生徒さんご本人が音楽を楽しんでいるかということ。

 

その生徒さんにとって、どういう進み方が合っているのか。

どんなふうにピアノと関わったら音楽をもっと楽しめるのか。

いつもそれを考えながらおひとりおひとりの生徒さんと向き合いたい。

生徒さんそれぞれのペースを大切にしながら、レッスンをしていきたいと思っています。

 

 

 

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新規の生徒さんの募集を再開します

お盆休みが終わるのと合わせるかのように少し気温が下がり、過ごしやすくなってきました。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

坂場ピアノ教室も1週間お休みをいただき、その間本と映画三昧の日々を過ごすことができてほくほくしております。

お休み明け、無理せず少しずつ通常の生活に戻していきましょう。

 

 

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今日から、しばらくお休みしていました新規の生徒さんの募集を再開致します。

今回、以前よりご要望のありました午前中と午後の早い時間のレッスン枠を水曜日に設けました。

どうぞご検討下さい。

 

随時無料体験レッスンを行っておりますので、お気軽にお申し込み下さいませ。

 

現在の空き時間は教室HPに記載しております。

体験レッスンのお申し込み、お問い合わせ、教室詳細などは下記のHPからどうぞ。

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新しい生徒さんと出会えることを、心から楽しみにしております。

 

 

 

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こつこつ準備中

今日は立秋です。

暦の上では秋になりましたが毎日暑い日が続いていますね。

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私はとにかく暑いのが苦手なので、生きているだけでスタンディングオベーションだなと思って毎日過ごしております。

頑張って夏を生き抜きたいと思います。

 

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夏真っ盛りですが、少しずつ秋に向けて色々準備を進めています。

教室運営のこと、レッスンのこと、コンクールのこと、生徒さんの曲のことなどなど。

秋から一新して動き始められるように、こつこつ土台作り中。

準備をどれだけ丁寧にできるかによって仕事の仕上がりが変わってくるので、じっくり取り組みたいと思います。

 

 

余談ですが、今日8月8日は「世界猫の日」なのだそうです。

世界中のあの子もこの子も幸せでいられますように。

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新潟県音楽コンクール本選

8月に入りました。

毎日暑い日が続いていますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。

熱中症には気をつけて、夏を楽しみたいですね。

ちなみに私は暑いのが猛烈に苦手なので、できるだけ家にこもっています。読書がはかどります。

 

7月28日(日)に、新潟県音楽コンクールの本選会が開催されました。

場所は新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあです。

 

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坂場ピアノ教室からは生徒さんお一人が出場してきました。

勉強や部活で忙しい中毎日こつこつと練習を重ね、試行錯誤の上に臨んだ本番は、とても彼女らしい演奏でした。

大きな大きな舞台での演奏、本当によく頑張ったと思います。

 

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本選会の会場のりゅーとぴあコンサートホールは、総客席1884席。

客席は3階まであります。

そんな大きなホールの舞台にたった1人で立ち、演奏するということ、

ピアノから出す音、自分がしたい表現を丁寧に客席まで届けることは、とても大変なことです。

出場された皆さん、本当にお疲れ様でした。

 

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良い機会と思って、今回私は最初から最後まで全ての楽器の演奏を聴いてきました。

新潟県音楽コンクールはピアノだけではなく、弦楽、管楽、声楽の部門もあります)

どのコンテスタントの方もそれぞれの個性を発揮していて、聴いていてとても楽しかったです。

いろんな演奏を聴き、また普段教えている生徒さんの舞台での姿を見ることで、私自身、多くのことを学びました。

少しずつ消化して、今後のレッスンに活かしていきたいと思います。

 

 

 

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年齢とともに深まる感受性

昨日梅雨の開けた新潟市

一気に夏がやってきましたね。

それと同時に、子供たちは夏休みが始まりました。

素敵な夏休みになるといいですね。

 

 

さて、皆さんは子供の頃どんな音楽が好きだったでしょうか。

私はずっとピアノを習っていたのでやはりクラシックになじみが深く、中でもドビュッシーが一番好きな作曲家でした。

ドビュッシーは「月の光」などが有名な作曲家です。

 

ドビュッシーは今でも大好きですが、大人になってがぜん良いなあと思うようになってきたのは、ショパンです。

 

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えっ?!いまさら?!という声が聞こえてきそう。
ええ、今さらなのです。
ずっとショパンの曲を「いい曲だな」と思ってはいたのですが、「心に沁みるなあ」とじんわり思うようになったのは、私の場合35歳を過ぎてからなのです。

誰しも、大人になると大なり小なりいろんな経験を積みます。
その過程でついた心の細かな傷に、ショパンの音楽は優しく寄り添ってくれるんですね。

ショパン自身、病や孤独、戻れなかった祖国への渇望など、様々な心の痛みを抱えていました。
ショパンがどのような気持ちで作曲に向かっていたのかはわかりませんが、その波乱に満ちた人生の中から紡ぎ出された音楽は、ショパンの死後170年たった今も多くの人々に愛されています。
それはきっと、ショパンの曲には人の心に寄り添う何かがたくさん散りばめられているからなんですね。
大人になるほどそれらを理解できるようになっていくのだと思います。

ショパンに限らず、ほかの作曲家の曲も感じるものが多くなってきました。
子供の感受性は柔らかいと言われますが、大人の感受性は深くなっていくのかもしれません。
大人になればなるほど曲から感じ取るものが多くなるのだとしたら、歳を取るのが楽しみになりますね。
10年後、20年後、30年後、どのように自分の感性が変化していくのか見つめていきたいと思います。

 

 

 

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目に見える成長、見えない成長

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発表会が終わってから3週間ほどがたちました。

このところ、急にぐんと成長した生徒さんが多い印象です。

なんの兆候もなく突然の成長であることが多く、こちらとしてはびっくりしてしまいます(嬉しいことですが)。

 

子供はある日突然成長するように見えるのですが、実はそうではなくて、

外側からは何も変わっていないように見える状態がしばらく続き、内側で起きていた変化がある日一気に目に見えるようになる、ということが多いのだそうです。

見えない積み重ねや成長が子供の中に蓄積されていて、それがある日表に現れるんですね。

 

以前にもブログに書いていました。

 

やってもやってもなんだか上手くならないなあとか、成長しないなあとか。

子供に限らず、大人である自分に対しても思うこと、あったりしませんか。

でも、それはまだ目には見えていないだけなのかもしれないんですよね。

 

楽器の演奏は、できるようになるまでには時間がかかるものです。

目には見えないもの。

耳には聞こえないもの。

それらに目や耳を凝らし、時にそっと待つこと。

 

埋めた種が土の中から顔を出す日を心待ちにするような気持ちで、生徒さんや、自分の成長をじっくり感じ取っていけたらいいなと思います。

 

ちなみに、大変個人的な話で恐縮ですが、講師の坂場は料理をするようになってから15年ほどたちますが、最近ようやく煮物がうまく作れるようになりました。

おっそい!

でも成長しましたよ!

 

 

新入会の生徒さんの募集について、何件かお問い合わせをいただいています。

ありがとうございます。

現在、ありがたいことに多くの生徒さんにレッスンにお越しいただいているため

体験レッスンおよび生徒さんの募集はお休みをしていますが、

レッスン時間の調整を行いまして、秋以降にまた生徒さんの募集を再開する予定でいます。

その際は、教室HP、ブログ、Instagramでお知らせ致します。

どうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

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