日本のピアノ100年
お盆に1週間お休みをいただき、坂場ピアノ教室は今日から通常レッスンに戻りました。
皆様どんなお盆を過ごされましたでしょうか。
通常通り、お仕事の方も多かったと思います。お疲れ様でした。
私は『日本のピアノ100年』前間孝則、岩野裕一 草思社 という本をじっくり読むお盆となりました。
明治維新後に日本が開国したのち、西洋から入ってきたピアノに出会い、ピアノ作りに奔走した人々の100年のノンフィクションです。
現在、日本の大手のピアノメーカーであるヤマハ、カワイはもちろん、名器として有名なスタインウェイやベーゼンドルファー、ベヒシュタインなど、そうそうたるピアノメーカーの名前が次々出てきて、その切磋琢磨する姿に大興奮。
日本のピアノが世界を舞台に活躍するまでの道のりの大変さと、関わった人々の情熱に胸打たれました。
ピアノという楽器そのものに興味がある方にはぜひおすすめの本です。
静岡県には、ヤマハ、カワイのピアノ工場があります。
これは、日本のピアノ製作の第一人者といっても過言ではない、ヤマハの創業者・山葉寅楠が静岡県の浜松市でピアノの作りを始めたからなんですね。
また、日本で唯一の公立の楽器博物館も浜松市にあります。
ピアノをめぐる静岡への旅を、いつかしたいと思いました。
随時体験レッスンを行なっております。
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やりたい曲
立秋が過ぎ、暦の上では秋になりました。
日中はまだまだ暑いですが、朝晩はいくぶんか過ごしやすくなりましたね。
お盆で帰省される方も多いかと思います。
体調、交通にくれぐれも気をつけて、良いお盆をお過ごし下さい。
坂場ピアノ教室では、最近「この曲をやりたい」と曲を指定してくる生徒さんが多いです。
発表会で別の生徒さんが弾いていた曲だったり、長年憧れている曲だったり、自分の好きなアーティストの曲だったり、ゲーム音楽だったり。
楽譜を自分で購入して持ってくる生徒さんも多いですね。
「エーデルワイス」別の生徒さんが発表会で演奏してるのを見て、やってみたいと思ったそうです。
好きな曲、やりたい曲を弾ける楽しみは、ピアノを習っている醍醐味です。
レッスンで取り組んでいる教材もやりつつも、やりたい曲がある生徒さんにはどんどんやってもらっています。
不思議と、自分で選んだ曲をやり終えると、ぐんと成長する生徒さんが多いんです。
やらされているのではない、自発的な取り組みは、何よりも成長の糧になるのだと思います。
たとえ成長に繋がらずとも、好きな曲を自分で演奏するのは、本当に楽しいことです。
坂場ピアノ教室では各種楽譜を多く揃えていますので、やって見たい曲がある生徒さんは遠慮せずどんどん教えて下さいね。
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ショパンにしみじみ
8月に入りました。
引き続き毎日暑い日が続いていますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
夏休みに入り、生徒さんたちのご旅行や帰省で、レッスン時間の変更が多い時期です。
坂場ピアノ教室ではレッスンの前日までにご連絡をいただけましたら、レッスンの曜日、時間の変更を行なっています。
生徒さんたちはぜひご活用くださいませ。
さて、6月頃に坂場ピアノ教室で極地的なショパンブームが起こっていますとブログに書きましたが、現在も継続中です。
私もあれこれ弾き比べたり聴いたりとショパンの調べを楽しんでいます。
しばらくは続きそうな気配。
フレデリック・ショパンは39年という短い人生の間に数多くのピアノ曲を残し、「ピアノの詩人」と呼ばれています。
ショパンは10代の頃に結核にかかり、同じ病で妹を失い、病気が原因で婚約破棄も経験しています。
ひどく体が痩せており、体調が悪くなることもしばしばで、常に「死」の影が身近にある人でした。
そのせいか、ショパンの音楽は長調(明るい音楽)の曲であっても、どこか哀切な響きを帯びています。
大人ほど、この切ない調べが心にしみてくるんですよね。
ほぼ同じ年齢のリストとは友人同士。
イケメンピアニストとして大活躍し、派手派手で超絶技巧な曲で「ピアノの魔術師」と呼ばれたリスト。
ショパンとは正反対な印象なのですが、お互いに尊敬し合って影響を受けていたのがなんだか素敵な話ですよね。
左:ショパン 右:リスト
しばらくの間、ショパンの曲をじっくり楽しもうと思います。
「革命」のエチュード。
この練習曲に「革命」と名付けたのはリストと言われています。
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伴奏の練習
暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は先日軽い熱中症になってしまい、数日具合の悪い日が続きました。
水分塩分を摂って養生に努めたいと思います。
皆さまもどうぞご自愛くださいませ。
先日白山公園で見た蓮の花。暑い中美しく咲いていました。
子供たちはいよいよ待ちに待った夏休みに突入しましたね。
学校で秋に開催される合唱祭や音楽イベントに向けて、伴奏譜をレッスンに持って来られる生徒さんが何人か出てきました。
希望者でオーデションが行われるところもあるとのこと。
伴奏はたくさんの人と合わせて演奏するものなので、とてもいい経験になります。
でも、伴奏譜は決して簡単ではないので、最初は四苦八苦する生徒さんも多いんですね。
ご希望であれば伴奏の曲もレッスンしますので、やってみたいという生徒さんはぜひレッスンにお持ちください。
7月に入りまして、4名の新入会の生徒さんのお申し込みがありました。
皆さん、楽しそうにレッスンを受けていらっしゃるのがとても嬉しいです。
秋からの新入会のお問い合わせ、体験レッスンも随時受け付けております(8月のご入会も大丈夫です)。
いつでもお気軽にご連絡ください。
新たな生徒さんとの出会いを心よりお待ちしております。
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講師も日々勉強
全国的に記録的な猛暑が続いています。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
坂場は暑いのが心底苦手なので、全体的に省電力モードでひっそり生きています。
無理は禁物。とにかく「いのちだいじに」を合言葉に暑さを乗り切っていきましょう。
さて、ピアノ講師となって早15年がたちましたが、私は今でもレッスンに通っています。
「先生になってもレッスンに通うんですか?」と時々驚かれますが、先生になっても勉強に終わりはないんですね。
音楽の知識を深めるのはもちろんのこと、音楽教育も日々変化をしていますから、レッスンのみならず、講座や公開レッスンなどにも通っています。
レッスンでは、講師の引き出しの中にあるものしか生徒さんにお伝えできません。
ですから、勉強の日々です。
学生の頃に比べると練習時間の確保には苦労しますが、ぽちぽちと合間を見つけて練習しています。
10月の大人の生徒さんの発表会に向けて、私も練習を頑張ろうと思います。
練習中の曲です。
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子供の頃にやったこと
先日読んだ記事に、自分の家に変質者が入り込み鉢合わせしたものの、とっさに大声を出せて難を逃れた方のお話が載っていました。
その方が警察の方に言われたことは、こうした時に、ほとんどの人が声が出ないということ。
「何か武道のようなものを習っていたのですか?」と聞かれて、その方が思い出したのは、子供の頃に通っていた空手のことだったそうです。
嫌々行っていて辞めてしまった空手が、その方の中に生きていて、大変な危機に出てきたということでした。
その記事を読んで思い出したことは、時々大人の方で、「子供の頃に少しだけピアノをやっていたんですけど、練習が嫌で辞めちゃって。大人になったらピアノを始めたくなりました」と言ってレッスンを始められる方のことです。
もうすっかり忘れてしまって音も読めないですとおっしゃるのですが、やっていくうちに驚くほどにぐんぐんできるようになっていきます。
それはやはり、子供の頃にやったことが、頭か体のどこかに残っているからなんですね。
子供の頃に使っていたバイエルです。年季の色。
子供の頃の体験は、その人の中に強く残ります。
そう考えると、今レッスンに来ている生徒さんたちに、ピアノ教室として何を残せるかなと考えます。
願わくば、楽しい音楽の記憶や経験を持ちながら大人になっていってほしいなと思っています。
随時体験レッスンを行なっています。
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新潟県音楽コンクール
新潟市、今年はとても暑い日が続いています。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
坂場ピアノ教室では、7月から3人の新入会の生徒さんのレッスンが始まります。
なんでも、やりたいと思った時が始めどきですね。
子供から大人まで、随時無料で体験レッスンを行なっています。
ぜひお気軽にご連絡下さいね。
先日、新潟県の音楽コンクールが開催されました。
坂場ピアノ教室からは中学生の生徒さんが出場しました。
中学生は、おそらく最も忙しい年代です。
勉強、部活で忙しい中、時間をやりくりしてピアノの練習時間を作るのは、並大抵のことではないと思います。
中学生以降の部門は、出場するだけでも大変なこと。
当教室の生徒さんは、本当に忙しい中こつこつと練習して当日を迎えました。
残念ながら本選への出場は果たせなかったのですが、次の課題を見つけることができて、実りあるコンクール出場でした。
コンクールはもちろん結果は大切ですが、それ以上に、出場したことで何を得られたかということが最も大切です。
次につながる「何か」を心の中に蓄えていっていただけたらなと思います。
そして、講師である私も、生徒さんが審査員の先生方からいただく講評を真摯に受け止め、レッスンに活かしていこうと思います。
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