生徒さんがすすんで練習するために
6月も後半になり、生徒さんたちが通う小学校ではプールが始まりました。
どの小学校もプール前のシャワーを「地獄のシャワー」と呼ぶことが判明するなど、子供たちから楽しくお話を聞いています。
スイミングに通う生徒さんも多く、待ちに待ったプールという子も多いようですね。
生徒さんたちは、スイミングほか、ピアノ以外の習い事を並行していることも少なくないので、どのご家庭も練習時間を捻出するのに知恵を絞っておられるようです。
生徒さんたちによくおすすめしているのが、練習する時間を決めてしまうこと。
たとえば、夕飯を食べる前だったり、お風呂の後だったり、朝起きてからだったり。
決めた時間帯にできるだけ毎日ピアノに向かいます。
やる気が出ないなあというときは、宿題に出ている曲ではなく好きな曲でもOK。
とにかく決めた時間にピアノに向かうことを習慣づけます。
なんとなく空いた時間を使ったり、やる気が出てくるを待ったりするのではなく、ピアノの練習を歯磨きやお風呂などと同じように生活習慣にしてしまうことが一番効果的なんですね。
脳科学的にも、やる気はやり始めると出てくると言われているそうです。
習慣に組み込まれると、自然とピアノに足が向かうようになります。
時間があってもなかなか練習しない。
その場合はまた別の理由があります。
生徒さんによって、練習に取り組むきっかけは千差万別。
生徒さんが楽しく練習できるよう、きめ細やかに対応できたらいいなと思っております。
練習を生活習慣に組み込むというやり方は、ピアノだけではなく様々なことにも応用できますね。
お子様だけではなく、大人の方も参考にしていただけたら嬉しいです。
随時体験レッスンを行なっています。
教室詳細、お問い合わせは下記のHPをご覧下さい♫
ショパンが弾きたい
新潟もいよいよ梅雨に入りました。
寒くなったり暑くなったりと寒暖の差が激しいこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
坂場ピアノ教室では、ここのところ極地的なショパンブームが起こっています。
大人の生徒さんや中学生以上の生徒さんでショパンを弾いている方がとても多いんですね。
実は私も今、個人的にショパンのバラードを練習しています。
意図したわけではなく偶然起こったショパンブームで、レッスン室がロマンある雰囲気に包まれています。
ショパンはクラシック音楽に詳しくない方でも一度はお聞きになったことがある名前なのではないかと思います。
19世紀に生きたポーランドの作曲家で、39年の生涯で作曲したほとんどの曲がピアノ曲ということもあり、「ピアノの詩人」と呼ばれています。
繊細でロマンチック、時にダイナミックで激しい音楽は現代まで愛され続け、多くのリサイタルで取り上げられることの多い作曲家です。
大人になればなるほど人気が上がっていくショパン。
かく言う私も、子供の頃よりも今の方が断然ショパンの曲が好きです。
波乱万丈の人生を送ったショパンが作った数多くの曲は、いろんな経験を経た大人にこそ響くものなのかもしれません。
ショパンの曲は難易度が高いものが多いのですが、今は易しく編曲されたものも多く出版されているので、ピアノを始めたばかりの方でも名曲の響きを自ら弾いて楽しむことができます。
坂場ピアノ教室で密かに起こっているショパンブームをしばらく楽しみたいと思います。
梅雨ということもありますし、最後にショパンの「雨だれ」の動画をご紹介します。
しっとりした響きに心が安らぎますよ。
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この年からピアノを始めるのは難しい?
知り合いの方からも、お問い合わせでも、大人の方からよく聞くのは、「今までピアノを習ったことがないんですが、この年からピアノを始めるのは難しいでしょうか」というセリフです。
同じように、「楽譜を読めるようになるだろうか」「両手で弾けるようになるだろうか」という不安をお持ちの方も多いと思います。
ここで断言させていただきたいのは、ピアノは何歳から始めても必ず弾けるようになりますし、楽譜も必ず読めるようになるということです。
もちろんご自宅での練習は必要になりますが、子供の頃にピアノの経験がなければいけないとか、何か特別な能力がないとピアノが弾けないなんてことはありませんのでどうぞご安心下さい。
20代30代は言うに及ばず。40代50代の方はもちろん、60代70代の方も大丈夫。
今はピアノを始められる大人の方が多いので、専用の楽譜もたくさん出版されているんですよ。
大人のための楽譜。初めて習う方のための教材もたくさんあります。
これまでレッスンに来られていた大人の生徒さんで、楽譜を読めるようにならなかった生徒さんはいらっしゃいません。
むしろ、楽譜を読めるようになるのは、子供よりも大人の方が圧倒的に早いです。
実際、当ピアノ教室には定年を迎えてから長年憧れだったピアノを始め、70歳をすぎた今ではショパンの原曲を弾かれている方、弾き歌いをされている方などもいらっしゃいます。
私の親戚には80歳を超えたある日、急に思い立って新品のアップライトピアノを買い、ピアノ教室に通い始めたおじいちゃまがいらっしゃいます。
免許返納でピアノ教室はやめられたそうですが、今でも手習いにピアノは弾かれているそう。
その話を聞いたときには、年齢のことで何かを諦めるのはもったいないなとつくづく思いました。
ピアノを始めたいと思っている大人の方、ぜひぜひチャレンジしてみてください。
きっと楽しい世界が広がっていきますよ。
坂場ピアノ教室では大人の生徒さんも大募集しています。
いつでもお気軽にお問い合わせ下さいませ。
随時体験レッスンを行なっています。
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好きな曲を弾く
これを読んでいる皆さんは、どんな曲が好きですか?
子供の頃と今では好きな曲のタイプやジャンルが違っている方も多いかもしれませんね。
生徒さんたちは、かなり早いうちから好きな曲がはっきりしています。
明るい曲、元気な曲が好きなお子さんは多いですね。
中には暗めの曲や静かな曲が好きだという子もいます。
ある程度大きくなってくるとレッスンで習っている曲だけではなく、いろんな曲への関心が高まる生徒さんが多くなります。
ピアノ教室の本棚に並ぶ楽譜を見たり、借りていく生徒さんも。
生徒さんに一番人気の棚の場所
そんな生徒さんや保護者の方にお勧めするのが、楽譜売り場に行ってみること。
楽器店はもちろん、今は大きな書店にも楽譜売り場があるのでそこもいいですね。
行ってみると、実にたくさんの楽譜が揃っています。
好きなテレビ番組やアニメの曲、好きなアーティストの曲、好きな作曲家の曲。
自分で楽譜を選び、買って家で練習してみる。
それは、普段ピアノ教室でレッスンしているのとはまた違った楽しみがあります。
生徒さんが実際に自分で見つけて自分で練習した曲をレッスンで聴かせてくれることがありますが、すごく楽しそうなんですよね。
自分が弾きたい曲を、自分で練習して弾けるようになること。
それは、とても嬉しいことです。
その能力を生徒さんにつけてもらうのが町のピアノ教室が担う役目のひとつであると思っています。
そのための基礎と基本を学べるよう日々のレッスンのカリキュラムを組んでいます。
ピアノ教室を卒業した後も、生徒さんたちが自分たちで音楽を楽しめるようレッスンしていけたらと思っています。
随時体験レッスンを行なっています。
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「大人のためのPiano Concert」準備開始です
5月も後半に入り、今週末から6月が始まります。
寒い寒いと思っていましたが、夏はもうすぐそこですね。
坂場ピアノ教室では、10月28日(日)に大人の生徒さんの発表会「大人のためのPiano Concert」を開催します。
大人の生徒さんの発表会は年に1回の開催。
昨年の会場のスガマタスタジオが生徒さんにとても好評でしたので、今年も同じ場所を予約しました。
前回の発表会の様子です。
現在、少しずつ曲の選定に入っています。
毎回クラシック・ポピュラーとバラエティに富んだプログラムが披露されます。
前回の発表会曲の一部です。
今年がどんなプログラムになるのか、今から楽しみです。
夏はまだまだこれからですが、秋に向けて準備していきます♪
随時体験レッスンを行なっています。
教室詳細、お問い合わせは下記のHPをご覧下さい♪
出張生演奏を始めます
もっと気軽に生演奏が聴けたら…
せっかくのパーティー、CDではなく生演奏を入れたい。
そんなふうに思ったことはありませんか?
大学在学中より15年以上、新潟市内外のブライダルや各種パーティーなど様々な場所で演奏して来ました。
多くの方に生演奏を楽しんでいただきたく、ホームパーティーやブライダル、各種イベント、レストランなど出張で生演奏致します。
1曲のみの演奏から承りますので、お気軽にお声かけ下さい。
ピアノのない場所でも、電源さえあれば電子ピアノと共に参ります。
演奏料や演奏ジャンルなどの詳細、お問い合わせなどは教室HPをご覧下さい。
生演奏をもっと身近に、もっと気軽に。
ご依頼主様のご要望に、心を込めた演奏でお応えしたいと思います。
ピアノを練習したくなるひとこと
以前、練習をして来ない生徒さんには様々な理由があると書いたことがあります。
学校行事で忙しい、保護者の方のお仕事の繁忙期、練習方法がわからないなどなど…
生徒さんそれぞれに理由があり、それをひとつひとつ解きほぐしていくことが大切になってきます。
では反対に、練習をして来る生徒さんはどうしてちゃんと練習をして来れるのでしょう。
ピアノを弾くのが好きだから、
シールをたくさん貼りたいから(坂場ピアノ教室ではまるがつくとシールを貼れます)、
練習マスをどんどん埋めたいから、
褒めてもらえるから…などなど、
たくさんの理由があり、こちらも生徒さんが練習したくなるような工夫を思考錯誤しながらやっています。
その中で、きちんと練習をしてくる生徒さんを見ていて共通することは、「おうちの方が演奏を聞いてくれる」ということです。
小さい年齢の生徒さんほどこの傾向が強いです。
保護者の方がどれだけピアノに関心を持ってくださるかということが、生徒さんの普段の練習スタイルに大きく影響するようです。
生徒さんにとって、保護者の方に褒められるほど嬉しいことはないんですよね。
「きのう、ママにほめてもらったんだよ!」
「上手になったねって言ってた」
「帰ったらパパに教えてあげる」
生徒さんからよく出てくる言葉です。
習い始めの頃は保護者の方と生徒さんで一緒にピアノの練習をすることが多いと思いますが、慣れてくると、生徒さんが1人でピアノに向かうケースが多くなります。
当教室ではほとんどが共働きのご家庭ですし、できるだけ生徒さんがお1人でも練習できるようにレッスンもしています。
ですが、レッスンの前日や、保護者の方がお仕事から帰ってきてからなど、ご自宅で生徒さんの演奏を聴く機会があると、生徒さんにとっては刺激となって練習するきっかけになるようです。
お子様が小さいうちは、環境が許せばリビングにピアノを置くと、ピアノに向かう機会が段違いで多くなるという話もよく聞きます。
「私はピアノをやったことがないから、子供の演奏を聞いてもよくわからなくて…」
という親御さんも、ぜひ生徒さんの演奏を聞き、そして褒めてあげて下さい。
その一言が、きっと生徒さんをピアノに向かわせる励ましとなることと思います。
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