ショパン国際ピアノコンクールに行ってきました
先日、りゅーとぴあで「ショパン国際ピアノコンクール in Asia」が開催されました。
せっかくのりゅーとぴあの美しい紅葉の写真を、撮り忘れて帰って来てしまいました…
2週間前に同じ会場で「ブルグミュラーコンクール」が開催されています。
芸術の秋はコンクールも目白押し。
今回も坂場ピアノ教室から小学生の生徒さんが出場しましたので、聴きに行ってきました。
ピアノコンクールは毎年数多く開催されていますが、コンクールによって雰囲気が違います。
それでも、出場される生徒さんたちの一生懸命な様子は、どのコンクールでも伝わってきます。
ショパンコンクールでは、皆さん曲の解釈や音色を考えに考えて演奏されていて、同じ曲でも生徒さんによって全く違う雰囲気に聞こえました。
同じピアノを使って、同じ曲を弾いているのに、不思議なものです。
わずかなタッチの差、体重のかけ方、楽譜の解釈などなど、数え切れないほど多くの些細な違いを、楽器は繊細に受け止め表現してくれるんです。
理想の演奏を表現するために、その些細な違いを研究し、練習します。
練習すればするほど演奏は深まっていきますし、やっただけ次の課題や工夫したいことが見えてくる。
キリがないと言えば言い方が悪いかもしれませんが、だからこそ音楽は面白いんですね。
また、その会場、そのピアノ、そのときの奏者の体調などがあり、演奏は一期一会です。
そんな貴重な演奏を、午前中から夜までたっぷりと聞いてきました。
多くの素晴らしい演奏に出会い、学ぶことが多々ありました。
それもまたこれからのレッスンに活かしていきたいと思います。
坂場ピアノ教室から出場した生徒さんは、銀賞をいただき全国大会に出場することが決まりました。
頑張りましたね。おめでとうございます!
全国大会は1月初旬。生徒さんとともに、またじっくりと音楽に向き合っていきたいと思います。
随時体験レッスンを行なっています。
教室詳細、お問い合わせは下記のHPをご覧ください♫
大人のためのPiano Concert
11月に入りました。
いよいよ晩秋。新潟ではこれから紅葉の見頃を迎えますね。
冬までの彩り豊かな景色を楽しみたいと思います。
さて先日、坂場ピアノ教室では年に1回の大人の生徒さんたちの発表会「大人のためのPiano Concert」を開催しました。
発表会の詳しい様子は下記のピアノ教室のHPに多数の写真とともにレポートしております。
よろしければご覧くださいませ。
大人の生徒さんは、それぞれお仕事やご家庭でお忙しい中、時間を作って練習し、レッスンに通い、そして発表会に向けて曲をまとめていらっしゃいます。
それはとても大変なことですし、当日の演奏も非常に緊張されていますが、皆さん口々に「楽しい」とおっしゃいます。
演奏することが楽しい。
それは、音楽をやっていく上で、きっと一番嬉しい瞬間です。
撮影:小黒恵太朗
演奏終了後のご挨拶で、大人の生徒さんがピアノを習う醍醐味をお話しさせていただきました。
大人のピアノは、おひとりおひとり始める年齢も、経験も、好きなジャンルも、全部バラバラなので誰かと比較する必要がありません。
自分のペースで練習し、音楽を、演奏を楽しむことができます。
そして、音楽は果てのない世界。
やればやるほど、音楽に向き合うほどに、新たなドアが開いていきます。
生徒さんたちが楽しみながらどんどん新たなドアを開いていくこと。
それを講師としてお手伝いできたなら、こんなに嬉しいことはありません。
そして、ふと横を見て、他の人も頑張っているなと刺激をもらえる発表会という機会を、これからも設けていきたいと思っています。
撮影:小黒恵太朗
出演された皆さま、本当にお疲れ様でした。
また来年に向けておひとりおひとりのペースで音楽を楽しんでいっていただけたら嬉しいです。
そして、発表会開催にご協力いただいた皆様。
心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
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ブルグミュラーコンクールに行ってきました
先日、りゅーとぴあにて「ブルグミュラーコンクール」が開催されました。
ブルグミュラーコンクールとは、『日頃レッスンで使うブルグミュラーの作品を中心に学び、「何歳からでも挑戦できるピアノコンクール」として展開されるピアノコンクールです』(プログラムのコンクール説明より)
ピアノレッスンではおなじみのブルグミュラー。
今回は坂場ピアノ教室から小学生の生徒さんが出場しましたので、その生徒さんが出るクラスと他のクラスも聴いてきました。
コンクールでは皆さん思い思いにブルグミュラーの曲を演奏されていました。
同じ曲でも、演奏する人によって全然違って聴こえます。
どこがどう違うのか、どうして違うのか、その違いをどう感じるのか、自分だったらどちらをいいと思うのか、などなど、演奏を聴きながら様々に考えます。
特に教える立場になってからは、得られた情報や知識をレッスンにどう活かしていくかということも考えます。
ブルグミュラーはレッスンでは必ず使う教材ですので、多くの生徒さんの演奏をじっくり聴くことができた今回はとても勉強になりました。
書き込み多数のブルグミュラーの楽譜です。
全体を通して聴いていて一番感じたことは、自分が出している音をきちんと聴くということの大切さです。
出している音が「ドレミ」と鳴っているのはもちろん皆さん聞こえるんです。
でも、今弾いている音が丸いのか、尖っているのか、どんな色をしているのか、どんな響きで客席に伝わっているのかということは、意識して聴こうとしなければわからないんですね。
「音を聴く耳を育てる」
それは、「絶対音感」のように何の音が鳴っているのか判別する力のことだけではなく、音の感触を耳で聞き分ける力のことでもあります。
一朝一夕では身につかない力ですが、音楽を演奏する上ではとても大切なものです。
ピアノのレッスンで常に言われていることの重要性を、今一度感じて帰ってきました。
今回、コンクールに出場された生徒さんたち、見守ってこられたご家族の皆様、先生方、本当にお疲れ様でした。
坂場ピアノ教室から出場した生徒さんは奨励賞をいただきました。よく頑張りましたね。
でも、コンクールに何度か出場している本人としては、悔しい思いがあったようです。
「悔しい」って、とっても大切な気持ちです。
悔しいと思える人は、どんどん伸びていくんですよね。
今回学んだことが次に繋がっていくよう、応援しています。
私自身もレッスンを振り返り、これからのレッスンに活かしていこうと思います。
夜のりゅーとぴあ。ライティングも綺麗なので散歩にもおすすめのスポットです。
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演奏を録音する
日に日に日が短くなり、朝晩と肌寒くなってきました。
本格的な秋の訪れを感じますね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は先週末に衣替えをしました。
同時に寝具も秋冬仕様に。もこもこに包まれて幸せです。
新潟はこれから長い冬を迎えます。
できるだけ快適に過ごせるよう備えていきたいと思います。
さて、坂場ピアノ教室は大人の生徒さんの発表会まで残すところあと10日となりました。
私も講師演奏をするため、毎日鋭意練習中です。
本番が近くなると、自分の演奏を録音して聴き、さらに練習するというのを繰り返します。
え?演奏中に聴こえてるんじゃないの?と思いますよね。
たしかに音は聞こえているのですが、録音して客観的に聴くと、自分が想像していた演奏と全然違うことが多いんです。
思っていたよりも音が粗かったり、テンポ感が違っていたり、意図していないところで妙な抑揚をつけていたり。
弾くことに集中していると、思い込みが入ってしまうのかもしれません。
こればっかりは自分で演奏するだけではわからないところが難しいです。
客観的に聴いてみると大抵は想像していたよりもまずい演奏だったりするので、録音週間に入るとやばばばばばとなっていつもより練習に身が入ります。
昔は音質良く録音するためにMD(懐かしい)を使っていましたが、今はスマホのアプリで簡単に録音したり録画したりできるのでいい時代になりました。
私はiPhoneアプリを使っています。マイクがあると音質はもっと良くなります。
生徒さんたちにも自分の演奏の録音をおすすめします。
記録にもなりますから、あとで振り返って聴くのも楽しいですよ。
本番に向けて、演奏をより良くしていけるようにこつこつ頑張ろうと思います。
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お子様の体重を支えるための足台
9月から続いていた3連休が終わりましたね。
ご旅行や行楽に行かれた方も多いでしょうか。
かく言う私は先週、大学病院で親知らずを抜歯し、1週間ほど痛みにうめいておりました。
頰が腫れてムーミンのようになってしまい、マスクでのレッスン失礼いたしました。
現在は少しずつ回復に向かっております。
食欲の秋は全快の楽しみにとっておき、今はのどかな秋の日和を楽しみたいと思います。
さて、ピアノを弾くとき、小さいお子様ですと、まだ身長が低いために皆さん床に足がつきません。
そのときにレッスンで使用しているのが足台です。
いつも姿勢のきれいな小学生の生徒さん。足台を使った姿勢のお手本に、写真を撮らせてもらいました。
ピアノは指だけで弾くと思われがちですが、実は全身を使う必要があります。
体重の重心をどうコントロールするか、どれだけ体を脱力させることができるかによって、ピアノから出てくる音が変わるんですね。
小さいお子さんで足が床につかず、家での練習は足をぶらぶらさせたまま、という方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。
それですと、足で体重を支えることができず、重心の移動をコントロールできないまま、指先だけで弾く癖がついてしまうんですね。
姿勢がいいと、指先にちょうど良い重さが加わりいい音が出ます。指の形もばっちりです。
最初はピアノ専用の足台ではなく、雑誌などを重ねたもので構いません。
(まだ足が床に届かないうちにペダルが必要になりましたら、専用のスツールをご用意いただくことになります)
レッスンの時だけではなく、練習の時にもきちんと体重を支えられる姿勢でピアノに向かうことが大事です。
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大人の生徒さんの発表会に向けて
10月に入りました。
今年もあと3ヶ月。
年度で言えば下半期。
時の立つのは早いものですね。
1日1日を丁寧に過ごしていきたいと思います。
10月28日(日)に開催する大人の生徒さんの発表会に向け、出演される生徒さんたちのレッスンが普段より活気を帯びてきました。
親子連弾の練習の様子です。
写真のお2人は、坂場ピアノ教室の設立以来10年通ってきてくださっている、大人の親子の生徒さんです。
発表会では、毎回親子で連弾の発表をされています。
お2人ともに連弾のほかに独奏でも演奏されるので、忙しい中こつこつと練習をして来られる姿に頭が下がります。
今年は少し難しめの連弾曲に挑戦されていますが、順調に仕上がりつつあるので、今から当日の演奏が楽しみです。
大人の生徒さんは皆さんそれぞれお仕事やご家庭の都合がある中、練習時間やレッスン時間をやりくりしてピアノに向かっておられます。
ご自身のペースを守りながらピアノを楽しんでいる姿に、こちらが教えられることが多いです。
いくつになっても、音楽は、ピアノは楽しい。
大人の生徒さんとレッスンをしていると、そんなふうに感じることができるんです。
発表会まであと3週間程となりました。
参加者の皆様にとっても素敵な思い出の残る発表会にできたらいいなと思っています。
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4歳の生徒さんのレッスン風景
9月も後半になり、秋らしく涼しい日が増えてきました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
暑かった夏が一段落してほっとしている方も多いのではないでしょうか。
食欲に行楽に芸術にと実り多い季節を楽しみたいですね。
さて、現在坂場ピアノ教室の生徒さんのうち、最年少は4歳の年中さんの男の子です。
ピアノを始めて4ヶ月ほどたち、少しずつできることが増えてきました。
毎回元気よく来てくれるので、とてもにぎやかなレッスンになります。
大好きな恐竜や乗り物について、詳しくお話ししてくれるのもとても楽しいです。
4歳くらいのお子様ですと、30分のレッスンびっちりピアノを弾く、という形にはなりません。
動物の鳴き声をピアノで表現してみたり、
歌やリズム打ちや指の体操などのリトミックをしたりと、
音楽を楽しみ親しむところから始めます。
その中で少しずつ音楽の知識を増やしていくんですね。
カスタネットを使ってのリズム打ち。
指の番号のお勉強。1本ずつポーズを決めてくれます。かっこいいね!
音は真ん中のドから少しずつ音が増えていきます。
小さなお子様ですとまだ指の独立がしっかりしていないので小さな音ですが、練習を重ねていくと指がしっかりして音もよく出てきますよ。
楽譜で音を確認しながら演奏。指の形に気をつけてくれています。
年齢を重ねていくうちに、徐々にレッスン中にピアノを弾く時間を増やしていきます。
でも、まずは音楽を楽しむところから。
ピアノを弾くことを楽しいと思ってもらえるようにレッスンを心がけています。
「楽しい」は、続けていくために大切な気持ちなんですよね。
坂場ピアノ教室では4歳からご入会いただけます。
随時無料体験レッスンも行っていますので、ぜひ一度レッスンを体験してみてくださいね。
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