発表会が終わって通常レッスンに戻り、１か月ほどが経ちました。
最近レッスンをしていて思うことは、発表会前に比べ驚くほど生徒さんたちに力がついているということです。
譜読みの速さが格段に上がった生徒さん。
少しぶっきらぼう気味だった演奏が表情豊かになった生徒さん。
両手の音のバランスをきれいに取れるようになった生徒さん。
練習量が増えて、宿題に出した範囲以上にどんどん進んでくる生徒さん。
などなど、様々です。
「ほかのお姉さんたちの演奏が目標になったようで、練習を前よりも頑張るようになりました」と、先日生徒さんのお母様からもお聞きしました。
発表会はいつものレッスンで１曲を仕上げるよりも長い時間をかけてこつこつ取り組み、暗譜で、大きな舞台で人前で弾きます。また、普段はあまり聞くことのないほかの生徒さんの演奏を耳にすることが大きな刺激になります。
これらの経験が、想像以上に生徒さんに力をつけることになるのは毎回のことなのですが、それでも目の当たりにする度に驚いてしまいます。本当にびっくりするほどの変化なので。
発表会は、いつものレッスンの成果を披露する大事なイベントでもあり、生徒さんの力を伸ばす大きなきっかけにもなるんですね。
こうやって確実な手ごたえと、ご家族の方に喜んでいただいた声を聞くたびに、次も頑張ろうと思うのです。
当ピアノ教室では１年半に１回の発表会なので、次回の発表会は２０１５年４月に開催します。
今から、次の発表会をどういう内容にしようか、少しずつ案を練っているところです。
