poco a poco

新潟市西区にある坂場ピアノ教室のブログです。poco a poco(ポコ ア ポコ 少しずつ)自分のペースで音楽を楽しむ毎日を。

「先生、ここができませんでした」

新潟市、今週は暖かな日が続いています。一気に春が来ました。

学生さんたちはそろそろ春休みが始まりますね。

卒業、進学、進級、入学、就職などなど、皆さんそれぞれ節目があることと思います。

どうぞ良き春をお過ごし下さい。

 

 

さて、タイトルにも書きましたが、「先生、ここができませんでした」と生徒さんから言われることがあります。

これ、生徒さんから言ってもらえるの、本当にありがたいんです。

 

私たちピアノ講師は、さまざまな練習方法を知っています。

どういう練習をしたら効果的か、どういうテクニックを使うか、どう手や指を使うか、どう弾くとどんな音色が出るのか、などなど、できるだけ多くの方法を常にストックしています。

それを生徒さんにお伝えするのがレッスンの大きな役目といっても過言ではありません。

 

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前述の通り、生徒さん自身にできないところを教えてもらえれば、数ある方法の中から、その生徒さんの性格に合っていて、できない場所に合った練習方法をその場でお伝えすることができます。

 

たとえば、先日左手のとある箇所につまづいていた生徒さん。

よく聞いてみると、両手のみの練習をずっと続けていたようで、まずは苦手なところのゆっくり片手練習を1小節抜き出し→両手で1小節→苦手なところを起点に数小節ずつ範囲を広げていく→少しずつテンポを上げる、という練習を複数回繰り返してもらい、レッスンの間に瞬く間に弾けるようになりました。

弾けるようになった時の生徒さんのぱっと笑顔になった表情は、こちらも見ていて嬉しくなるものです。

 

また、生徒さん自身にも自覚できていない苦手箇所が存在することもよくあります。

弾き方を変えた方がさらに良くなる、という場合も。

その場合はまず生徒さんにどこを直した方がいいのか説明し、それから効果的な練習方法を提示します。

 

私が小さい時はピアノの先生は怖い存在でしたから(うなずかれる大人の方は多いのではないでしょうか)、「ここができません」なんてなかなか口にできませんでした。

しかし、今は多くのピアノの先生が快く相談に乗ってくれるはずです。

ピアノ演奏でできないことをできるようになるために、どんどんピアノ教室を活用していただけたらと思います。

 

そして、ピアノ講師として、さらに効果的な練習方法の知識を蓄えていきたいと思っています。

 

 

 

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