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poco a poco

新潟市西区にある坂場ピアノ教室のブログです。poco a poco(ポコ ア ポコ 少しずつ)自分のペースで音楽を楽しむ毎日を。

生徒の一言

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ある日のレッスンでのこと。
小学生の生徒に音楽ドリルの新しい場所を説明していたところ、途中で話を聞いていない上の空の顔に。
生徒はとても正直です。わかったときはわかった顔に。わからないときはわからない顔になるんですね。
(余談ですが、練習をたくさんしてきたか、あまりしてこなかったか、生徒がレッスン室に入ってきた時点でわかることが多いです)
説明していたのはドリルの中でも難しい場所でしたから、ぼんやりしちゃったのかな?と思っていたのです。

 

「○○ちゃん、今先生がお話ししてたの聞いてないなあ?」
「…だって先生の話しかた、はやいよ」

 

その言葉を聞いて、私、あっ!と思いました。
小学生の生徒は、私の話を聞いてなかったことに対して言い訳しているのではありません。
どうやら、私の話し方が早くて説明が頭に入らなかったようなのです。
そのあと、ゆっくりと、何度も説明したら、理解してくれました。


思い返してみると、私の説明に時々生徒たちがぽかんとした顔になってしまうときがあります。
音楽の説明は抽象的だったり感覚的だったりして難しい場合があるので、伝わらないのはそのせいかもあるのか思っていました。
でもそれ以前に、私の説明の仕方が早かったのかもしれません。
それからは、わかりやすい言葉でゆっくりと話すよう心掛けるようになりました。
心なしか、生徒の「わからない顔」は減ったように思うのです。


レッスンをしていると、教えたつもりになってしまうことが多いです。
なかなか伝わらないと、生徒の理解力にもどかしくなってしまうことも正直あります。
でも、生徒が理解できるようにするには、まずは講師である私が話し方、言葉の選び方に工夫を重ねないといけません。
そのとても大事なことに立ち返らせてくれた生徒の一言でした。