すっかり秋になりましたね。
好きな音楽を聴きながらゆっくり過ごす夜長もまた素晴らしいものです。
私は最近VOCALOIDを使った曲を聴いています。
技術の進歩が音楽の世界にもたらす変化は面白いですね。
昨日はポーランドの音楽院から教授が来日され、ミニコンサートと公開講座、公開レッスンが開かれたので行ってきました。
ショパンの曲に関する考察、最近よく使われるようになってきたショパン楽譜「エキエル版」の話、小学生への公開レッスンの様子などなど、密度の濃い３時間でした。
コンサートや公開講座などにはできるだけ足を運ぶようにしています。
音楽の世界はとんでもなく深いもので、学んでも学んでも頂上が全く見えず、その深く雄大な世界に時として圧倒されます。
数百年に渡り弾き継がれ、研究されてきたその豊饒さに、いつも新鮮な驚きを抱きます。
でも、知れば知るほど見える世界があって、面白くもあります。
自分が見えるもの、自分の棚の中に入っているものしか生徒さんに還元することができないと思っているので、勉強はずっと続けていきます。
そして、勉強を続けられるというのはまた、楽しみでもあるのです。
