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poco a poco

新潟市西区にある坂場ピアノ教室のブログです。poco a poco(ポコ ア ポコ 少しずつ)自分のペースで音楽を楽しむ毎日を。

子どもの想像性

先日、小学生の女の子が「自分コンクール」なるものを考えてきました。手書きの要項をレッスンに持って来てくれたんです。
審査対象は自分の演奏で、5回演奏したうちのどれが良いか競うそうです。
課題曲は自由。使える楽器も色々ありました。

この発想、私には全く思いもつかないものだったので、びっくりしました。
子どもの生徒の発想や想像力の豊かさに、驚かされることがしばしばあります。
大人と違って常識や思い込みの枠組みがなかったり、あっても柔らかい分、頭や心の中に広がる世界が自由なんだと思います。
言葉の少ない子の内面にもそっと手を貸して引き出してあげると、その豊かさに触れることができます。
でもその自由な世界は、大人のちょっとした一言でたやすくしぼんでしまうものでもあります。忙しさで子どもの言うことをついつい流してしまうと、子どもがわくわくしながら抱えていた世界の彩りを無意識のうちに消してしまうことだってあり得ます。

私は「感性を育てる」ことをレッスンで大事にしたいと思っているのですが、それは、個々の子どもの自由な内面を大切にすることと同義だと感じます。
ピアノの技術を教えることはもちろん大切ですが、子どもが心の中に持っている豊かな世界を共有することが何よりも大事だと思っています。

実はここだけの話、子どもたちのその豊かな想像力に、悔しいと思ってしまう自分もいるんですよねー。私も自由に発想する力が欲しい。
生徒たちに刺激をもらいながら、自分の頭の中も柔らかくしていこうと思います。