変化を感じる

急に寒くなったように感じるこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

風邪やインフルエンザに罹る生徒さんも多くなってきました。

どうぞ温かくして体調にはお気をつけ下さいね。

今年も残すところあと2か月程となりました。

少しずつ秋が深まっていく中、着々と冬支度を進めています。

来年の手帳を準備したり、冬に必要なもので足りないものを買い揃えたり。

ピアノ教室も、10月が終わったら少しばかり小物を入れ替えて冬仕様にする予定です。

こういった季節の支度が、大人になるにつれ年々楽しくなってきました。

子供の頃はそれほど興味がなかったので、なぜかなと思いを巡らせてみると、

大人になればなるほど、全てのことには終わりがあると実感しているからなのかもしれません。

終わりがあるということは、今あるものはいずれ消えていくもの。

永遠のものはありません。

だからこそ1つ1つにしみじみするし、愛おしく感じられるのだと思います。

子供の頃は自分自身が急激に成長し変化していくので、そちらに忙しいんですよね。

それはそれで大切なことです。

大人の変化はもっとゆるやかだから、周囲のことに目を配る余裕もできてくる。

季節の変化も、自分自身の小さな変化も、味わっていけたらいいなと思います。

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坂場ピアノ教室は、新潟市西区の山田小学校近くにあるピアノ教室です。

随時体験レッスンを行なっております。

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新潟市西区のピアノ教室 - 坂場ピアノ教室

大人の生徒さんの発表会に向けて

2週間ぶりのブログです。

1週間のお休みをいただき、のんびり過ごしておりました。

途中、大型台風が来て大変でしたね。

新潟市では幸い大きな被害はなかったようですが、各地に大きな爪痕を残していきました。

被害に遭われた皆様が1日も早く日常生活に戻れるよう心より祈っております。

坂場ピアノ教室では、大人の生徒さんの発表会が1か月後に迫ってきました。

出演される生徒さんは、少しずつ本番へ気持ちが向かっているようです。

当ピアノ教室では大人の生徒さんと子供の生徒さんでは別れて発表会を行なっています。

大人の生徒さんにとっての発表会とは、出演される生徒さんお一人お一人によって意義が違ってくるとは思いますが、日々の練習を引き締めるための「1つの大きな目標」として捉えている方が多いようです。

「発表会」という大きな目標があると、それに向かってぴりりと気持ちが引き締まります。

人前で弾くには練習でそれなりの準備も必要ですから、ピアノを弾く力のブラッシュアップにも繋がるんですね。

発表会で挑戦する曲選びを楽しみにされている生徒さんも多いです。

また、大人の生徒さんの場合、発表会後にお茶会やお食事会など、ほかの生徒さんと交流できる場も設けています。

普段は一対一のレッスンでなかなかほかの生徒さんと話すことができないので、いろんな生徒さんとお話しする機会として好評をいただいています。

皆さん、発表会という大きな緊張の場を乗り越えたあとなので、さらにリラックスしてお話ししていただけるようです。

今回の発表会は新しい会場で開催する予定です。

先日打ち合わせに行ってきましたが、とても雰囲気が良く、楽しみです。

生徒さんたちが演奏に集中できるよう、また、楽しんでいただけるよう、開催に向けて準備を進めていきたいと思います。

（今回の大人の生徒さんの発表会は、会場の広さの都合上、ピアノ教室関係者のみの開催とさせていただきます）

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イベント準備の秋

すっかり秋の気配が濃厚な10月2周目です。

週末の大型台風の予報に、15号で被害を受けた各地がまだ元通りになっていないのに…台風よ空気読んで…と思っていましたが、予想以上の勢力に戦々恐々としています。

十分な警戒と備えをし、できるだけ影響が少ないよう祈っています。

また、新潟市の一部の小学校で、早くもインフルエンザによる学級閉鎖が始まっているそうです。

まだ予防接種も受けていない時期ですから、まさに直撃。

こればかりはなかなか防ぎようがありませんね…

眠る食べるの生活習慣を大切に、体調が崩れてしまったら安静に、乗り切っていきましょう。

坂場ピアノ教室では10月を迎え、来月以降のイベントの準備と、来年のイベントの準備も進めています。

来月11月は大人の生徒さんたちの発表会、12月には子供の生徒さんたちのクリスマスコンサートを予定しています。

また、来年10月の発表会の会場の予約も終えました。

先週、今週と、会場の申し込みや打ち合わせを行なっています。

生徒さんたちには順次詳細のご連絡をお送りしますので、よろしくお願い致します。

今年もあと2か月半ほど。

あっという間のような気も、密度が濃くて長いような気もしています。

今年も最後までひとつひとつ丁寧にやっていきたいと思います。

よろしくお願い致します。

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秋のクラシック音楽映画

10月に入りました。

まだ夏のような暑さの日もありますが、朝晩は涼しく、陽の光もすっかり秋の色です。

週末になるとあちこちで様々なイベントが催されていますね。

お出かけ日和の気候の中、できるだけ楽しみたいです。

さて、今年は芸術の秋の時期に音楽に関する映画が公開されています。

昨日は『パリに見出されたピアニスト』という映画を観てきました。

（画像は公式からお借りしました）

貧しい生い立ちの主人公の青年が、ある日駅でピアノを弾いていたところをパリの名門音楽校のディレクターに見出され、多くの困難を乗り越えながらピアニストに変貌していくサクセスストーリーです。

ストーリーは正直なところ突っ込みたいところが満載なのですが、コンセルヴァトワール（パリ国立高等音楽院）の、音楽と空気が溶け込んだ音楽学校特有の雰囲気、劇中で演奏されるバッハの平均律やリストのハンガリー狂詩曲、ラフマニノフの協奏曲第2番がとにかく感動的に美しかったです。

そして何より、主人公をびしばし指導する「女伯爵」の異名を持つピアノ教師エリザベスの台詞は太字で罫線を何度も引きたいものがたくさんでした。

「謙虚さは音楽家が持たなければならない基本的な美徳よ」

「練習をしない天才になんの意味があるというの」

本当にその通りです…

残念ながら新潟市では今日（10月3日木）で公開が終わってしまうのですが、それと入れ替わるように明日からまたクラシック音楽を題材にした映画が封切られます。

日本で開催される国際コンクールを舞台に、若きコンテスタントたちの苦悩と栄光を描く映画『蜜蜂と遠雷』です。

予告だけでドキドキしますね。

恩田陸さんが書いた原作の小説は2段組でとても分厚い小説なのですが、読み終わってしまうのがもったいないほどの面白さでした。

最高のスタッフとキャスト、そして吹き替えの演奏家が揃っての映画、観るのが今からとても楽しみです。

ぜひぜひ興味のある方は映画館に足を運んでみて下さい。

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ピアノ教室お探し中

1日1日と秋が深まって行くのを実感する日々です。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

秋になり、お子様、あるいはご自身のピアノ教室を探されている方は多いと思います。

インターネット上で検索したり、お友達が通われているピアノ教室の情報を聞いたりされているかもしれませんね。

ピアノ教室は、主宰する先生の方針によって教室の雰囲気もレッスン方法もかなりの違いがあります。

「ぜひこの先生にお願いしたい」と心に決めておられる方は別ですが、どこにしようか迷っている方は、実際にいくつかの教室に体験レッスンに行かれることをお勧めします。

インターネットやSNSなどに情報を載せている教室は多いですが、実際に会った方が先生の雰囲気も、レッスンのテンポも、お子様やご自身に合っているかを知ることができます。

また、疑問に思っていること、不安に思っていることもぜひ先生に聞いてみて下さいね。

先生自身の考えをお話ししてくださると思います。

体験レッスンを受けたその場で入会するかどうかお返事しなくても大丈夫。

ご自宅に帰ってからゆっくりご検討下さい。

なんでも始めたいと思った時が始めどき。

ピアノ教室を探している皆様がぴったりの教室と出会えますように。

坂場ピアノ教室でも現在新入会の生徒さんを募集しています。

夕方以降のお時間は埋まってしまっていますが、水曜日の午前中、平日の午後早いお時間は空いています。

体験レッスン、お待ちしています。

詳しくは下記の教室HPをご覧下さい。

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BGMみたいな演奏

「BGMみたいな演奏」

という言葉、聞いたことありますか？

これは、音楽の世界では「BGMのように右から左へ流れていって心に残らない演奏」という意味で、褒め言葉ではありません。

個性がないことを揶揄する言葉でもあります。

でも、楽譜に書かれていることをそのまま演奏したとしても、引っ掛かりを覚えないような自然な演奏になることはまずありません。

BGMとして聴ける音楽とは、実は演奏者が無数の工夫をしているんですね。

例えば、同じ音が連続して続く場合、全ての音を同じ音量では弾きません。

同じ音量で続けると、不思議と重く聴こえたり固い音に聴こえたりします。

ですから、その曲の拍子や曲想に合わせて1個1個の音の音量を変えて弾くのです。

そのためにも、適切なテクニックの工夫が必要です。

また、ピアノは鍵盤を押すと音が出ますが、その鍵盤の押し方によって出てくる音がかなり違います。

その曲に合った音色を出すために、指先だけではなく体全体にかけての使い方をコントロールしなければなりません。

以上のようなことを、意識的にも無意識的にも数多くやることで、ようやく自然な音楽が演奏できるようになります。

ピアノ教室で行うレッスンというのは、楽譜の読み方だけではなく、こういう多種多様な工夫をできるようにしていく場でもあるんですね。

こういった小さな無数の工夫をすることでようやく自然に聞こえる、見られる、感じられる、というのは、音楽に限らずどの分野にでも言えることだと思います。

BGMとして聴けるような音楽だとしたら、それはもうかなりのレベルに達しているということなんです。

（それでは、さらにその先の「心に残る演奏」はどうしたらできるの？というのは、また別の機会にじっくり書けたらと思います）

こうして文章にしてみるとなんだか大変な印象を受けますが、それらひとつひとつができるようになっていく過程は、想像以上に楽しいものです。

実際、今日のレッスンでも「出す音が固く聞こえる」という生徒さんが、腕から手首の使い方と打鍵の速さをコントロールすることで、曲に合った柔らかい音を出すことに成功しました。

とても嬉しそうに帰って行かれて、私も同じく嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

工夫をすると、演奏する音楽は確実に変わります。

ひとつひとつできることを増やしていき、自分で音楽を奏でる楽しさを深めていってもらえたら。

そんなふうに思いながらレッスンをしています。

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芸術の秋がやって来ます

台風15号による被害でいまだ多くの方が大変な状況にあります。

被害に遭われた皆様、復旧のために昼夜問わず尽力されている関係各所の皆様、

心よりお見舞いを申し上げますと共に、1日も早い復旧をお祈り申し上げます。

先日、新潟市万代島美術館で開催されている「人気絵本のひみつ展」へ行ってきました。

絵本の雑誌「MOE」の40周年を記念して、

島田ゆか、酒井駒子、ヒグチユウコ、ヨシタケシンスケ、なかやみわといった

人気絵本作家の絵本の原画がずらりと並びます。

その原画の美しさと精緻さに息が止まりそうでした。

（撮影OKの場所です）

この絵、見たことある！という方は多いかと思います。

細かいところまで丁寧に丁寧に、手描きされている絵に感嘆のため息ばかり。

原画の数が多く、絵本も見られるように揃えてあり、インタビュー記事や影響を受けた絵本、

普段使用している画材なども展示されていて、大満足で帰ってきました。

開催は9月23日（月・祝）までですので、絵本の好きな方、絵の好きな方、ぜひぜひ足を運んでみて下さい。

秋は、演奏会や展覧会が多く開催されます。

音楽だけではなく、できるだけ多く足を運び、いいものに触れたいなと思っています。

また、国際ピアノコンクールを舞台にした映画「蜜蜂と遠雷」が10月4日(金)に公開されます。

原作の小説がとにかく素晴らしかったので、こちらもとても楽しみです。

おすすめですので、音楽好きな方はぜひどうぞ。

本格的な秋がやってくるまであと少し。

芸術の秋を心ゆくまで楽しもうと思います。

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